シリーズでお伝えしている
「ボディヴォイス」の秘密。
Vol.4 は、
【繁栄のスイッチと成長のスイッチは同時に入る】です。
これまでの記事はこちらからお読みいただけます。
Vol.1「スキル・ノウハウ型リーダーシップの限界」
Vol.2「自分の中のリーダーシップを育てる方法」
Vol.3「なぜ、元型を使いこなせないのか?」
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こんにちは。
思考・テクニックに頼らない!
あなたの繁栄と成長のスイッチを入れる
“ボディヴォイス”の秘密
影響力のスイッチを入れる専門家
賀集 美和です。
自分の中のリーダーシップを
育てられるようになると、
自然と周囲へのリーダーシップを
発揮できるようになります。
家庭でも職場でもコミュニティでも、
立場を超えて一本軸の通った
信頼される人になります。
自分の中のリーダーシップを
育てられるようになると、
その人の周りにいる人まで、
自然と成長しはじめます。
自分の中のリーダーシップを
育てるプロセスは、
相手のリーダーシップが
どうやって育まれるのかを
知るプロセスでもあるからです。
一方で、生まれつき、
なんとなくリーダーシップを
取れてしまったリーダーは、
そのプロセスを辿った経験が
ないので再現しようがありません。
再現できないということは、
スランプに陥ったら抜け出せませんし、
自分以外の人を育てられません。
人を育てられないことは、
経営者や人の育成に関わる管理職や起業家、
あらゆるリーダーにとって致命的です。
別の見方をすると、
致命的な課題を乗りこえることができた人は、
提供する価値の高い人だと言えます。
提供する価値の高い人とは、
顧客に与える喜びの大きな人のことです。
そんなふうに提供する価値の高い人には
信頼が寄せられ、
ふさわしい対価が支払われることは
説明するまでもないでしょう。
つまり、繁栄のスイッチは、
成長のスイッチと同時に入るのです。
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■最高の職場のはず…だった
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人材開発(Human Resources)という仕事柄、
世界中のいろんな手段を試しましたが、
一番良かったのがボディヴォイスでした。
感性を開くのが、スイッチを
押すように簡単だったからです。
Vol.2でお伝えした、風変わりな
“感性を開く達人”に出会った時、
私は夢だった海外を飛び回る
ポジションを手に入れ、外から見ると
順風満帆そのものだったと思います。
肩書きは、アジアパシフィック統括
国際人材開発マネジャー。
人材開発チームの同僚は、
みんな妥協のないプロ中のプロで、
世界各地から精鋭が集っていました。
社長とも馬が合い、
何かと気にかけていただきました。
メンバーの誰もが、
ジャパンに所属していたころからの
付き合いで、気心の知れた面々です。
いい同僚、いい上司がいて、
やりがいのある仕事があって、
給与、待遇も最高で幸せ…のはずでした。
自分も、周りも「これでいい」と
納得していた…はずでした。
しかし、どこかに自信のなさや
不安を抱えていました。
自分の中のリーダーシップが
育っていなかったからです。
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■繁栄と成長のスイッチは同時に入る
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私は、探求を続けました。
わずかに使えていた感性が、
「このままでは行き詰まる」
という心の声をキャッチし、
達人に出会わせてくれたのだと思います。
達人に出会った私は、その奥義を
目の当たりにして衝撃を受けました。
達人はそんな私の願いを察するかのように、
初めて会ったその日の去り際に、
「カナダでトレーニングがある」
と声をかけてくれました。
カナダ行きを断る理由は、
山ほどありました。
当時はトレーニングの効果
について理論的な説明はなく、
正直なところ少し怪しい感じでしたし、
統括しているアジアパシフィックの
コンフェレンスでの重要なプレゼンと、
日程が重なっていました。
しかし、
そんな外的要因はともかく、
本心を一言で言うと、怖かったのです。
詳細は割愛しますが結果的に私は、
絶対に外せないはずの仕事を
抜けさせてもらい、カナダで達人の
トレーニングを受けることになります。
そのトレーニングこそ、
ボディヴォイスで感性を呼びさまし、
自分の中のリーダーを育てるカギでした。
6日間に渡るトレーニングを終え、
帰国して業務を再開すると、
あんなに辛かったはずの
『T.G.I.FRIDAY’S』での仕事が
スッと楽に流れはじめました。
不安はなくなり、広い視野で
集中力がどこまでも持続し、
プライベートを含め人間関係は円滑。
私は、仕事の成果の次元が上がり、
人生の質が上がったことを実感しました。
私はここで大きな気づきを得ます。
自分の中のリーダーシップが
取れるようになると、
繁栄と成長のスイッチが入ること。
しかもその効果は、
結界のように限られたスペース、
限られた相手に届くだけでなく、
調和的でどこまでも広がっていく
ものだとわかりました。
私はボディヴォイスの効果を確信し、
ある使命感が芽生えていました。
「これは日本に必要だ!」
ボディヴォイスが日本に普及すれば、
これまで誠実に学び、スキルを磨いて
きた心からリーダーシップを
求めている皆さんに、
大きな喜びをもたらすことができる。
私のように何度も壁にぶち当たって
自分を疑ったり辛い思いをしなくても、
スイッチを押すように自然体で
リーダーシップを育てて欲しい。
私の中の繁栄と成長の
スイッチが入った瞬間でした。
「命を使うに値する」
活動だと、腑に落ちたのです。
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■もう1つのボディヴォイスの効果
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その後すぐ、達人を日本にお呼びする
体制を整えるために行動を起こしました。
達人を日本へお呼びするのに
困難があるとすれば言葉の壁だけ。
であれば、
私が通訳を担当すればいい。
最初は『T.G.I. FRIDAY’S』の仕事と平行して、
ボランティアで始めた活動でした。
両者を並行して進めるのは、
かなりハードな日々でした。
しかもトレーニング後、
『T.G.I. FRIDAY’S』での
仕事の成果はうなぎ上りで、
さらに重宝されるようになっていました。
大変さと同時に喜びも増え、
『T.G.I. FRIDAY’S』を辞めずに
並行してやり続けられないかと
真剣に考えたぐらいです。
上司や同僚からも
本気で引き止められました。
しかし1年後、損得で生きるなら、
絶対にしなかった決断を2つします。
1つは、愛してやまなかった
『T.G.I. FRIDAY’S』の退職。
もう1つは、ボランティアで始めた
本事業の法人化です。
私は、理由があって
「独立起業は絶対しない」と決めていました。
幼少期、父親の事業で幾度となく
倒産の恐怖を味わったからです。
そんな私を動かしたのは、自分の中の
リーダーに目覚めた仲間の一言でした。
まるで強力な
カウンターパンチのようでした。
「これをやるのは美和ちゃんしか
いないってわかってるでしょ?」
幼少期の恐怖の記憶など、
どこかへ飛んでいってしまいました。
私は、年収1000万円以上の安定収入、
人が羨むポジション、好待遇を投げうち、
リーダー育成に邁進しはじめたのです。
これらの経験から、
私はボディヴォイスにはもう1つ
素晴らしい効果があることに気づくのです。
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ボディヴォイスを使うと
ミッションに邁進するリーダーになる
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その効果は、私の人生にとって、
大切な大切な宝物となりました。
次回は、
日常にボディヴォイスを取り入れ、
環境に依存せずご自身で感性を開き、
しなやかな自分軸を手に入れていく
ステップについて解説していきます。
では、次のメール講座(Vol.5)
『環境に頼らず自分軸を手に入れる秘訣』
でお会いしましょう!