（以下は、ボディヴォイス無料メール講座読者の皆様に配信されたメールです）
影響力のスイッチを入れる専門家
賀集美和です。
いま、避難所で書いています。
大きな市民センターの交流エリアに
敷かれたブルーシートの上にいます。
職員さんが手渡してしてくれた毛布が
硬く冷たい床さえも、
暖かく快適にしてくれています。
周囲には、
小さなお子さん達を連れたご家族、
お一人で避難されたと見受けする
ご高齢の男性、お若いカップルや、
ひとりで来られた方。
ここには様々な方が、
安全な場を求め集まっています。
献身的な職員さんたちのお姿にも、
頭が下がる思いです。
避難所にいる人たちは、
互いに気遣いながら、体力・気力温存
のため、静かに過ごしている様子です。
小さなお子さんたちの屈託ない声や
笑いが、無機質な空調のゴーっと
いう音を和らげてくれます。
見知らぬ者同士が、
なんとなく互いの存在をかすかに
感じながら、ほどよい距離を
保ちながら過ごしている場は、
不思議と、居心地がいいのです。
もちろん、それは
私がまだ大きな被害を受けておらず
避難してまだ4時間だからでしょう。
でも、
それだけではない気がするのです。
丈夫で静かなセンター内にいると、
外の暴風雨やざわめきは、
皆無のような錯覚さえします。
しかし、ここ神奈川県逗子では、
高潮と豪雨がかさなり、
8千人が避難勧告の対象になりました。
今この瞬間も、多くの方が台風19号の
脅威をリアルに体験していることでしょう。
にも関わらず、この避難所で私は、
なぜ安らぎや穏やかさ、そして、
静かに漂う温かさのようなものを
感じるのでしょうか？
それは、言葉を超えた
人と人の「つながり」があるから。
それを感じているから。
だから安心だと思えるのです。
「つながり」は、いつでもあります。
いつでもあるけど、平常時は忙しすぎて
目の前のことにとらわれ、
明らかに現実として存在する
人と人のつながりや、
自然と私たちのつながりを
感じられずにいます。
そのために、私たちは繋がりを失った、
糸の切れた凧や根無し草のように、
迷い、さまよい、不安に押しつぶされ
かけて、もがいています。
しかし、避難所では、人々は、
互いの存在に意識を払います。
そして、
命を守るということに、
純粋に無心になります。
そんなとき、私たちは、
日頃とらわれている自分の役割や
目の前の仕事、人間関係は
脇に置いた状態ではないでしょうか？
避難所に来てまで、
最大規模の台風の最中にまで、
手がけているプロジェクトの問題や、
マネジャーとしての自分の責任、
苦手な同僚の言動について苦慮し、
頭を抱え続けるでしょうか？
いいえ、そうではないのです。
誰もに備わっている
「感性・感覚」というアンテナを使い、
命を守ります。
五感を使い始めるのです。
（日頃は感性を閉じている人たちが大半ですが）。
すると、人はほっと体や心が緩みます。
そう、
地球最大規模の台風の最中ででも。。。
すると、すっと「守られている」。
そんな安心感が湧いてくるのです。
こうして書いている間に、
風速は一気に増しているようです。
いよいよ、この避難所ないにも、
轟音が鳴り響き届くようになってきました。
少しの不安がよぎりかけ、
子供たちが無心で出す声、
大人たちのかすかな話し声に
そっと耳を澄ませると、
「ああ私は１人ではない」
「仲間がいるのだ」
「大切な人たちと一緒にいるのだ」
そう気づきます。
初めて出逢い、名も知らぬまま別れる
でしょう方たちが、一瞬で
大切な人たち、仲間になるのです。
これが、私がずっと
ボディヴォイスを通して語り続けてきた
「感性を呼び覚ます」ことの価値です。
あなたは一人じゃない。
いつだって一人ではなかったし、
今もひとりじゃない。
あなたはいつでも繋がりの中にいる。
一人でもう頑張るのは終わり。
「互いに異なる自分を生かし合いながら
自立した者同士として、力になって
共に生きて行かないかい？」
それが、ボディヴォイスを通して、
創始者のエドウィンが、
ボディヴォイスを継承した私が、
ずっと伝えてきたことです。
今日、自主避難した先で、
そのことを、その光景を不意に
垣間見るとは思いもしませんでした。
私たちが、異なる自分を
生かし合いながら、
自立した者同士として力になり、
共に繁栄する世界〜共生の場を
一緒に広げて行く。
そんな場づくりを一緒にしませんか？
そんな世界を一緒に作って行きましょう。
どうぞ、
ボディヴォイスの場にいらして下さい。
講座でも、イベントでも構いません。
近々なら故エドウィン先生のお誕生会もあります。
どうぞいらして下さい。
いよいよ、外のざわめきが
増してきました。
心の静けさ、落ち着きを保ちながら、
皆様のご無事を、日本の無事を祈り続けます。
そして、今こうしている瞬間にも、
この未曾有の台風を、
日本国が、すべての人が、安全に
乗り越えられるようにと、一丸となり
私たちを守ってくれている人達がいます。
電気等のインフラに関わる人たち、
各自治体の職員さん、自衛隊、消防署
などなど、たくさんの方達が
陰で支えてくれています。
言い尽くせぬ感謝とともに、
彼らの無事も祈っています。
最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。
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■ 今後開催の講座・イベント一覧
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⚫︎特別開催
『おめでとう！エドウィンお誕生会2019』
10月26日(土)15:00～17:00 神奈川・逗子
⚫︎影響力のスイッチを入れるボディヴォイス
ステージ０ トライアル講座
東京、神奈川、大阪、京都で開催
https://ex-pa.jp/item/7290
