シリーズでお伝えしている
「ボディヴォイス」の秘密。
Vol.2 は、
【自分の中のリーダーシップを育てる方法】です。
これまでの記事はこちらからお読みいただけます。
Vol.1「スキル・ノウハウ型リーダーシップの限界」
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こんにちは。
思考・テクニックに頼らない!
あなたの繁栄と成長のスイッチを入れる
“ボディヴォイス”の秘密
影響力のスイッチを入れる専門家
賀集 美和です。
リーダーシップとは、自分と、
自分以外の人(他者)を導くことです。
自分を導けない人に
他者を導くことはできません。
万が一、自分や相手を導けない人が、
リーダーのポジションに
就いてしまった組織は不幸です。
それが家庭であっても、企業であっても、
地域のコミュニティであってもです。
これからの時代は自分を導けること、
つまり、自分の中の
リーダーシップを取れることは必須です。
なぜなら、ご存知のように
テクノロジーの進化は未曾有の早さで、
成長のできない人はその場に置いていかれて、
コミュニティからも
〝つまはじき〟にされるからです。
ここであなたは気を引き締めるでしょう。
「よし、今まで以上に自分を律して、自分を
コントロールできるようにならなければ」
しかし、冷静に考えてみてください。
今までと同じやり方で、
これまで以上に自分をコントロール
できるようになるのでしょうか?
私たちは一度立ち止まり、これまでの
考え方のクセを見直してみる必要があります。
結論をお伝えします。
リーダーシップが、
テクニックやノウハウや意思力を使い、
自分や相手をコントロールするものだというのは
単なる思い込みです。
あなたが自分の中の
リーダーシップを取れるようになるためには、
感性を開く必要があるのです。
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これからのリーダーシップは
まず、“感性”です。
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力・思考・ツール・ノウハウの
リーダーシップから、
“感性”のリーダーシップに
切り替える必要があります。
しかし今、現代人は、
極端に感性を閉じているので、
力押しのリーダーシップに頼らざるを得ません。
力によるリーダーシップとは、
ツールに頼った押し付けやコントロール、
意思力に頼ったリーダーシップです。
感性を開くと、力押しにならずに、
自分の正直な思いのままに、
お互いにいい関係を築き合いながら
相手も自分も導けるようになります。
ですが、感性を開く方法が、
なかなかありません。
効果が高くてわかりやすいもの、
といったら、もっとありません。
私は長年の探求の末、
“ボディヴォイス”という方法を
見つけることができました。
ボディヴォイスは、
生まれながらに持っている
自分の声を使います。
ですので、
才能もいりませんし、
子供でもできるぐらい簡単です。
ボディヴォイスを身につけ、
使いこなせるようになることで、
あなたが持って生まれた才能、
これまで培ってきた経験・知恵を、
楽に活かせるようになります。
一度身につけてしまえば、
どこかに忘れたり、人に盗まれて
失うこともない、一生モノの手段、
つまり、あなたの資産です。
そしてその成果は、
自分だけが喜ばしいものではなく、
周りの人とうまく調和します。
お互いに活かしあって、
仕事や人生の質を上げていく
自分になっていきます。
私自身は、ここに至るまでに
大きなつまずきを経験しています。
リーダーシップを発揮したいと
誠実に取り組んでいるあなたには、
できるだけスムーズに、
自分の中のリーダーシップを
育てられるようお伝えしていきます。
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■スキルやノウハウが通用しない現場
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当時の私は、
『T.G.I. Friday’s』日本創業メンバーとして、
モーレツに働いていました。
私たちは叶えたい理想に燃え、
関わるすべての人たちのために
明るく笑顔で、真剣に働いていました。
私を鍛えてくれる日々の業務、
心から喜んでくださるお客様や、
素直で気概のある同僚がいて、
全身全霊を傾けて働ける、
とても意義のある仕事でした。
一方で、職場環境は、
若い社員が逃げ出したくなるぐらい、
とても厳しいものでした。
現場ではとても若い店長が、
100名以上のアルバイトや年上の料理人を
マネジメントしていて、
元々ハードな職務内容に加え、
早朝研修や難解な読書などの課題、
さらに、達成すべき数値目標が
多岐にわたってありました。
売上管理は当然のこと、
什器などの設備、清掃、備品etc…
私は人材開発マネージャーとして、
社会経験の少ない若い店長、
マネージャーたちを支えようと、
日々研究と実践を繰り返しました。
ところが、
「現場は忙しいんだから、
新しいツール入れないでくれ!」
と、店長とぶつかってしまう状態です。
でも、私も諦めません。
カウンセリング、目標管理、
そして日本に入って間もないコーチング
も自ら習得に出かけ、試しました。
しかし、
どのツールを使っても人が続かない、
モチベーションのスイッチが入らない。
そんな葛藤の日々の中で、
私にとって重要な気づきがありました。
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そもそも、
他人の思考力や管理能力を使わないと、
やる気が出なかったり
能力が発揮できないのはおかしい
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なぜなら、
この気づき(課題)が解決しなければ、
店長やアルバイトなど個人にとって、
そして企業にとってもロスが大きく、
どちらも成長が見込めないからです。
この記事のタイトルにもある、
繁栄と成長のスイッチがオフの状態です。
繁栄と成長のスイッチを、
どうやってオンにするのか?
その後の私の人生にとって、
重要な意味を持つ気づきでした。
しかし、
気づけたことは良かったのですが、
具体的な解決策は見つからず、
ただ時だけが過ぎていきました。
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■自分の中のリーダーを育てる
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数年後、転機が訪れます。
“感性を開く達人”に出会い、
自分の中のリーダーシップが育つ
のを目の当たりにしたのです。
解決策を見つけようと必死だった私は、
ちょっとハードな自己啓発系の
セミナーに参加していました。
そこでゲスト講師を務めていた、
風変わりなカナダ人と出会います。
達人は、いつもリラックスしていて、
どこか適当な感じがして、口癖は、
「Anything is Possible!!」でした。
偶然通訳として、達人による
個人セッションに立ち会ったのですが、
私はすぐに確信しました。
「これだ!!」
「ボディヴォイスが、
他人の思考力や管理能力を使わず、
自らやる気が湧いたり、
その人が本来持つ能力を発揮する鍵だ」
達人がボディヴォイスを使い、
人の感性を呼びさます手法は、
これまで私が見たことも
聞いたこともないものでした。
いわゆるコーチングや、
カウンセリングをしていない。
何か集中をしているわけでもない。
(と当時の私には見えました)
その時の様子をそのままお伝えすると…
達人は、さきいかを食べながら、
ロイヤルミルクティーを飲むという
日本人なら思わずツッコミたくなる組みあわせ。
ピアノの前に座り、
片足はスツールに乗せていました。
カナダで名の売れた
プロ・ミュージシャンらしく、
ピアノをポロロ〜ンっと弾き、
「身体動かして〜」
「声出して〜」
たったそれだけ。
何が言いたいかというと、
驚異的に自然体だったということです。
ところが45分間のセッションで
みるみる受講生が変わったのです。
始める前、
自信なさげだった受講生は、
視野が広がり穏やかな表情を見せ、
背筋はピンと伸びて存在感が増していました。
自分の中のベクトルが一致して
1本筋が通り、少々のことでは揺るがない
人としての大きさを備えていました。
まるでライ◯ップ状態です。
しかも達人のセッションなら、
3ヶ月のコミットなしでこの結果。
※結果には個人差があります
人とぶつかってばかりで成果が上がらず、
混沌とした毎日を過ごしていた私が、
唖然とするほどの成果でした。
その後、紆余曲折はありますが、
私は達人に弟子入りすることが叶い、
ボディヴォイスの奥義を伝授されます。
習得する過程で、
私はさらなる気づきを得ます。
それは、
「ボディヴォイスは私にも必要だった」
ということでした。
周りへのリーダーシップを発揮したいのなら、
まず、私が自分の中の
リーダーシップを育てる必要がある。
そうすることで、
お互いを活かし合える場づくりが
できるリーダーシップが身につくからです。
あなたも望んでいる、
1つの目的に向かってお互いを
活かし合える繁栄と成長の場づくり
ができるリーダーシップです。
このように、
ボディヴォイスを使って感性を開くと
自動的に人生の質が上がります。
その時の自分が想像もして
いなかった未来が手に入るのです。
こうしてボディヴォイスは、
私以外の人々の人生も、
次々と変えていくことになります。
では、次のメール講座(Vol.3)
『なぜ、元型を使いこなせないのか?』
でお会いしましょう!