自分の人生、命をどう生かしていくのか

まずビジネスというものに対する考え方、基本的な考え方は何かというのを、共有しておきたいなと思っています。まず、ビジネスの目的と、人生と目的というものが、違えてはいけないという考え方を私は持っています。

 

様々な経営者さんを見てきて、単にお金儲け、自分だけがよくなりたい、自分たちだけがよくなりたい、という想いでビジネスをやっている人は、この日本ではどうしてもうまくいかないです。ではどういう経営者さんが応援されて豊かになっていくのかっていうのを、私は見てきました。

 

では、その経営者さんというのは、ビジネスを通して自分がこの社会でどう役に立っていくのか。自分の人生、命をどう生かしていくのか。つまり人生の目的ですね。それがゴールとイコールになったときに、すごく周りから応援されて、この日本では長く成功し続けることができています。そういう志あるリーダーを私たちは応援したいと思っています。

 

短期的な利益を追い求めて、いわゆる利益主義に走ってしまう。で、そこに、お客様や地域の人たち、これから先出会う人たちに対する喜びを見出せないのであれば、私はそういう方は応援しないと断ってきました。その根底には、繰り返しになりますが、ビジネスというのは人を幸せにするものでないといけないと、そういう前提をもってます。

 

ではその幸せとは何か。それは、そのビジネスに関わる人たちが、ビジネスを通じて自分の人生の目的を果たすことを、より良くできるようになっていく。そういうビジネスをしていく人が増えていけば、この国はもっと良くなっていくというふうに私は信じてます。

 

ですので、心の奥底からの声をしっかりと受け取ってそれをもとに行動し考え、発信をしようとしています。それができる人は、ビジネスを単なる金儲けではなく、人の幸せのために役立てる。自分の人生の目的に準じた、そして人の人生の目的達成を応援できるビジネスを展開できると私は信じてます。

 

 

美和の経験にみる社会背景

美和の話を聞いていくうちに、初めから美和がそれができていたわけでないことも知りました。過酷な労働環境の中で、しっかりと成果を出しているのに何かが違うという苦しみを抱えながら、そして会社自体も本来の目的を失って利益主義に走っていく。そういう苦しみの中でエドウィンに出会い、エドウィンメソッドを実践していく中で、自分の心の声を聞き、それに従うことができるようになりました。そして美和の人生が大きく変わり、幸せな人生に変わっていきました。

 

このプロセスを通じて、私はこの美和の人生の体験と、エドウィンメソッドというものがこの日本に必要だ、ということを強く感じました。何故なら、今の日本というのは、多くの人が自分の心の声を無視して苦しんでいます。その結果、自殺者は年間3万人以上、これは統計上出ている数字だけですので、実態は10万人いると言われています。毎年です。

 

そしてこのような状況にあって、特に若い人たちが未来に希望をもてなくなっています。そういうふうになってしまっているのは、与えられた中で、与えられた枠組みの中に従って生きていくことしか学んでこなかった、そういう教育環境に問題があると思ってます。

 

そこで、やはり自分の心の声、自分の本心が分からないというのはいわゆる心理学的に言うと乖離ですから、つらくて当たり前。心理学的な方法ではこれは対応が難しいっていうのが、もうこの自殺者の数からしても実証されています。

 

 

現代日本に求められる解決策

そこで必要になってくるのが、心理学的な思考よりも、自分の体で感じていく感性をひらいていく。まずそこが入口になるんじゃないか、というふうに私は考えていますし、今多くの代替医療の関係者もそのように言っています。

 

自分の本心を体で感じるための感性をひらく突破口になるのが、エドウィンメソッドではないかな、と私たちは考えています。この自分を感じるというこのセンサーが取り戻せれば誤った判断をすること、自分や周りを不幸にすることっていう判断は起きにくいはず。

 

 

成長の3ステップ

ここで、私たちの考える人の成長の3段階というのがありまして、第1段階は、自分の「体と頭脳」をうまく使えるようになる。例えば、自分がイメージした通りに体がついてくる。実はこれがしっかり人は意外と少ないです。

 

そして、自分の考えをきちんと整理ができる。この第1段階をクリアした第2段階に初めて「感性」を働かせる。この第2段階の感性というのは情報の入力にあたり、第1段階の鍛えた体と頭脳というのは出力にあたります。

 

そして、今の現状多くの日本人がこのインプットにあたる感性を閉じてしまってます。学校、会社、組織、目上から与えられた情報の通りにしか行動、思考ができません。その結果、自分の人生に空虚感を感じてしまい、これが苦しみの根っこになっていると私は考えています。

 

この感性をひらいていくというのは、子供のころからずーっと閉ざされてきたものなので、なかなか一般的な手法では感性をひらかせるというのは非常に難しい。そこの突破口として繰り返しになりますが、それがエドウィンメソッドであり、ボディヴォイスであると私たちは考えています。感性がひらいた次の第3段階目が、「意識」を使えるようになる、です。

 

意識が使えるようになると、相手と深いところでつながることができます。相手が言おうとしていることがもうすでに伝わってくる。この日本でこれだけたくさんの人がいるのに、多くの人が孤独感を感じ、孤独死という、独りで亡くなる方が増えているのは、この意識というところが使えていない、ひらいていないからという証拠だと私は思っています。

 

そこの意識をひらいていくというところが、まさしくこれからもちろん私たちもそうですけれども、私たちの子供たちやさらにその子供たちが、どういう社会をつくっていくのかというその大きな分岐点になります。そこが開けるか開けないかで。

 

 

志あるリーダーに伝える

これを、社会的に影響力をもっているリーダーの人たちに伝えていくことによって、多くの人が本当の自分を思い出して、安心感ベースでつながれるようになっていけるんじゃないかな、と考えています。ですから、むやみやたらに拡散をするのではなく、志を持ったリーダーになろうとしている人たち、あるいはそれに準ずる人たちに、これを伝えていくのが大事ではないか、と思っています。

 

一般的な自己啓発セミナー、例えば個人の欲望を刺激してお金持ちになりましょうとか、例えば、あなたは成功者になってもっと自由が得られますよというような売り方ではなく、自分も周りもちゃんと思いやれる人に、それを具体的な手段として思いやれる人に、その思いやりが自分も周りもよくしていく、幸せにしていく。その具体的な手段として、これを日本で広めていくというのが、私たちで考えていることです。

 

では、実際どうやって広めていくかという話で、この数か月間話し合いを続けてきました。今の日本の人たちの現状から言うと、いきなり本質を伝えても分からない人たちばかりです。企業で活躍しているリーダークラスの人たちですら、感性が閉じているような現状です。経営者ですら、感性をうまく使えず振り回されている人たちが大勢います。にも関わらず、高い成果を社会やお客様から求められるので、彼ら彼女らは無理やり自分の思考と体のレベルだけで結果を出そうとして潰れたり疲弊をしています。彼らはもっと楽に成果を出せないのか、自分を生かせないのかというのは常に心の中で葛藤しています

 

そこに、以下のようなコンセプトをもってターゲットに語りかけます。

 

「子供でもできるような、非常に簡単に成果を出せるようになるための手段があるんです。それがボディヴォイスです。それを身につけていくことによって、ボディヴォイスを使いこなすことができるようになることで、あなたはもって生まれた才能やこれまでの経験・知恵を楽に生かせるようになります。その成果とは、自分だけが喜ばしいものではなく、周りの人とうまく調和して成果を出せるようになっていきます。」

 

このように、調和の中でみんなが幸せになっていくような成果を出せるリーダーを育てていく。そのためのステップを4段階でつくりました。その1ステップ1ステップを誰でも、個人によって時間差はあれど、きちんと取り組んでもらえればその方の望むゴールに達することができます。そして、そのステップを登っていきたいという方向けにまずはトライアル講座という形で体験していただいて、いいなと思った方々に本格的にステップを上がっていっていただきます。このようにして、日本で展開をしていきたいと話をしています。

 

 

 

役割分担

次に、より具体的にどうこれを日本で広めていくかという話です。そのために重要なことの1つが役割分担です。これはあくまでジャパンで話し合った案にすぎません。エドウィンメソッドを今の現状の日本人に届けやすくするためのコンセプト設計、そして集客にあたるマーケティングの部分は、私たちECJが担当します。

 

そして、日本に広めていくマーケティングを進めていくと必ず必要になってくるのが、より技術として成熟させていくという側面が必要になります。一筋縄では身につかないお客様がいたときに、どういう視点で、どういう技術を提供したらいいのか、というのも含まれます。また、日本人的な感覚だけでやってしまうと視野が狭まってしまい、本当に大切なところを伝えられない可能性もあります。取りこぼしてしまう可能性もあります。だから技術面でのサポートという形で、技術顧問という形で、エドウィンやシェリルには協力していただきたいと思っています。

 

 

守破離

先ほどの、日本の上級者の人たちに対してセミナーをやってもらうっていう話の続きです。日本には守破離という考え方があります。剣道であるとか、空手であるとか、書道であるとか、茶道であるとか、いわゆる武道・芸能の世界で一般的に定着している考え方です。日本人にとって一番自然な学習プロセスです。その守破離に基づいて日本ではボディヴォイス、エドウィンメソッドっていうのを広げていきたいと思っています。で、この守破離にのっとるために4ステップに分解する必要があったということでもあります。では、守破離について少し説明をしていきます。

 

師匠から教わった基本となる型を徹底するというのが、守です。この型を繰り返すことによって効率的に次のステップに進むことができます。具体的な事例としては、子供がアルファベットを覚えるために何度もアルファベットをノートに書いて練習するのと同じです。

 

そして次のステップ、破。これは型を破るという意味です。型を繰り返していくと、改善したほうがいい点というのが見えてくるようになります。これは、教わっていることを自分の都合で変えるという意味ではありません。自分が習得しやすいように型を改善するという意味です。ですから、例えば、子供がアルファベットを書けるようになりましたと。それをよりはやく書けるようになるために、ブロック体を崩して、筆記体にするようなものです。というのは、学んだことを自分になじませていくステップです。使いやすいようになじませていくステップです。守が教室の中だけでやっている状態だとしたら、破は自分の日常の中で使えるようにしていくというプロセスです。

 

そして最後の離のステップ。これは、今までの知識から離れて本質をつかまえにいくステップです。離の段階では、本質をつかんでいるからこそ、その本質を生かして自在に新しいものを生み出していくことができます。例えば、言葉を極めた人が人工言語、エスペラント語をつくりだしたようなものです。限界に達した人は、日本では達人と言われています。

 

また、マーケティングの話に戻しますと、日本ではこの守と破の段階までをしていきたいと思います。で、破から離に進みたいという人たちに対する指導を、エドウィンたちに担当していただければと思っています。破から離に進むうえで、最も大事なのが今まで学んだことを忘れる、囚われをはずし自由であること。それが実際にできている人にしか講師は務まりません。

 

守とは、もっと要素的です。例えば拳法における型ですと、まず突きがあります。パンチですね。そして蹴りがあります。で、こういう1つ1つの基本となる技のことを型と言っています。何故パンチ1つに型があるのかというと、手先だけで、要は体を壊さない、より威力を増すための体の使い方があるからです。型を知らないでパンチをすると体を痛めてしまいます。

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